害虫防除/ゴキブリ駆除
弊社はIPMの概念に基づいて施工を行っております。
効果的な害虫防除を行うために、総合防除(IPM)の概念に基づいて、調査、施工、確認、改善提案のサイクルを回しながら、施工させて頂いております。
IPMとは、従来までの決まった時期に決まった通りの薬剤を撒くという形式的なものから、生息確認を行い、必要な場所に必要な薬剤を、必要な分だけ散布するという、駆除効果と安全性を重視した施工方法になります。
一般家屋/飲食店における主な害虫類
施工対象(駆除を行う害虫類の種類)により、処理方法が異なります。
外部から侵入する飛翔昆虫類にたいしては、屋内への薬剤処理では効果が望めないため捕虫器等の設備投資が有効です。
ダニ類につきましては、室内で繁殖するダニの他に、ネズミや鳥に寄生している種類もいるため、天井内等のネズミ駆除や鳥の巣の撤去など必要な場合もあります。
処理内容
実際に駆除/防除作業は主に下記の処理方法を組み合わせて行っております。
調査用トラップ設置
施工場所の対象エリア内に害虫用の調査用トラップを設置します。
ご契約内容の施工間隔にもよりますが、前回からの捕獲状況を確認し、重点的に施工を行う箇所を判断します。
乳剤散布処理
主に厨房内や作業場の排水溝は汚泥や有機物(食材の切れ端)が堆積しやすく、害虫類の発生箇所と成りえます。
圧縮ポンプ型の機材を使用し、排水溝の淵、側面等へ散布を行います。
エアゾール剤処理
調査用トラップでの捕獲が確認された場合、細いノズルのついたエアゾール剤で付近の生息確認及び駆除処理を行います。
ベイト剤設置
ジェル状の害虫用の毒餌を設置することで、現在生息している対象や、外部から侵入した対象へ摂取させることにより、長期的な制御を行います。
害虫類が食べなければ効果が望めないので、害虫類の餌となりえるものの撤去、清掃をお願いする場合もあります。
ULV処理
電動機器で水溶性の薬剤を超微粒子にして空間への噴霧を行います。
インフルエンザ、ノロウイルス等の殺菌や害虫類などの施工対象に対し使用薬剤を選定しております。
IGR剤処理
排水溝や排水管の勾配、床面の劣化により水たまりが出来やすい場合、水が流れず、チョウバエ類等の発生要因となりえます。
IGR剤を投与することにより、飛翔昆虫類の発生を制御します。
施工計画
以下は一般の飲食店様、企業様向けの施工計画の一例です。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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害虫類 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||||
ネズミ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||||
殺菌 | ○ | ○ |
約3ヵ月に1度施工を行うことで各季節ごとに生息状況確認及び制御が可能です。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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害虫類 | ○ | ○ | ||||||||||
ネズミ | ○ | ○ |
年間2回(6か月に1回) 建築物衛生法上で求められる最低限の施工回数です。
報告書作成
行った作業内容に対し、報告書を作成いたします。施工場所、処理内容、使用薬剤、発生状況等 の他、施工図面へ処理内容、捕獲状況を記載いたします。 また、定期的に施工を行う場合、前回比、前年比など効果判定の確認が可能です。
ご相談から駆除完了までの流れは?
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電話による相談
お客様より弊社へ電話を頂き、簡易的に状況を伺います。
駆除が必要なのか?
自分で何とかできるものなのか?
他、実際に施工を行う場合の流れを大まかに説明させていただきます。 -
現場での状況確認
電話でのお打合せでご要望を頂いた場合、実際に現場に伺い、聞き取り調査、目視調査を行い、実際に施工を行う際に必要な調査を行います。
被害のある建物の天井や床下の他、建物外周、周辺環境の確認を行います。 -
御見積書作成
使用する薬剤、施工方針を設定の上、お見積書を作成し、お客様へご提案いたします。
ゴキブリ類を含む害虫類の駆除は、ご要望により1回だけの処理もしくは複数回お伺いする管理契約をご提案差し上げております。 -
ご契約/受注
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初回施工
薬剤による生息確認及び駆除処理、発生要因箇所への薬剤処理、害虫用毒餌の設置、調査用トラップの設置
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定期施工
前回設置の調査用トラップの捕獲状況から、施工エリア内での害虫類の生息状況を確認の上、捕獲箇所及び周辺へ薬剤処理を行い、害虫類の制御を行います。